全国初のライドシェアドライバーによる貨客混載実証事業を開始します

更新日:2025年02月28日

令和7年2月27日、加賀市は日本郵便株式会社及びUber Japan株式会社とともに、日本初となる公共ライドシェアドライバーによる貨客混載の実証事業を開始することを発表しました。本事業は国土交通省の「ドライバーシェア推進協議会」の方針に沿ったものであり、令和7年3月より実証を開始予定です。

今回の実証事業では、ライドシェアのドライバーが、乗客の配車リクエストを待つ間に日本郵便の「ゆうパック」を配達します。これにより、以下のような効果が期待されます。

  1. ライドシェアドライバーの収入向上:配車リクエストが入らない時間帯でも、ゆうパックの配達によって追加収入を得られる。

  2. ライドシェア供給の安定化:待機時間の有効活用により、ドライバーのオンライン時間が増加し、ライドシェアの供給が安定する。

  3. 日本郵便の配達リソースの確保:ライドシェアドライバーの有効時間活用により、ゆうパック配達のリソース確保が多様化される。

 

【貨客混載実証事業 概要】

  • 配達対象地域:加賀市内の一部
  • 実証期間:2025年3月
  • Uberアプリでのライドシェア業務は従来通り、加賀市観光交流機構とドライバー間の契約で運用。
  • ゆうパックの配達は、日本郵便がドライバーと契約し、「ラストマイル輸送等への輸送対策としての自家用有償運送の許可」を取得した上で実施。
  • ドライバーには配達業務に関する研修を実施し、日本郵便のシステムを活用して配達を管理。

〈貨客混載実証事業の流れ〉

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