全国トップレベルのエアモビリティ関連企業・団体が集結！ 加賀市次世代エアモビリティコンソーシアム第2回総会を開催

2025年5月28日、石川県加賀市（市長：宮元陸）は、ドローンやeVTOLなどの次世代エアモビリティに関する産業集積を目指すべく、2024年11月に設立した「加賀市次世代エアモビリティコンソーシアム」の第2回総会を開催しました。当日は、オブザーバーである中央府省庁（内閣府、総務省、経済産業省）をはじめ、全国トップレベルのエアモビリティ関連企業・団体が集結しました。

総会では、新たに参画した6社を紹介し、各社に本コンソーシアムで成し遂げたいことなどをお話ししていただきました。その後、本コンソーシアムの活動方針について議論を行い、活動方針を「オープンイノベーションを推進する」とし、各社の強みを活かし、スタディ・グループ（SG）^※1、ワーキング・グループ（WG）^※2といった活動の中で、具体的なプロジェクトに取り組んでいくことを確認しました。

現時点の具体的なプロジェクトとして、下記2つの提案をしました。

（1）フリードローン特区：開発者とともに規制・制度改革を国へ提案し、グローバル水準のドローン開発拠点を目指すもの。

（2）エアモビリティベース：2つの旧小学校の間をeVTOLの先行飛行エリアかつオープンテストコースとして整備を目指すもの。

今後も加賀市における「空の産業集積」を目指してよりいっそう取り組みを進めていきます。

また基調講演では、JAXA 航空技術部門 航空利用拡大イノベーションハブの原田ハブマネージャと横山主任研究開発員より「空飛ぶクルマの運航管理技術に係るJAXAの研究開発」の講演がありました。

◆新規参画メンバー（6社）

• 学校法人日本航空学園
• 株式会社日本空港コンサルタンツ
• ブルーイノベーション株式会社
• AIDT株式会社
• 合同会社D・D
• HMK Nexus 株式会社

※1 コンソーシアムにおける具体的なテーマやプロジェクトとして立ち上げるうえで最初の段階。関係各社で提案を持ち寄り、プロジェクト概要を策定し、総会に上程して承認された案件を取り扱う。

※2 スタディ・グループの中で、具体的な活動計画を策定し、総会に上程して承認された案件を取り扱う。