水道水が濁り水(白濁水・赤水)になったときの対応について
1 白濁水の原因と皆様の対応について
(1) 原因について
水道管の中の水道水にふだんは溶け込んでいる空気が、何らかの原因によりたくさんの小さな気泡となってしまったため、白く濁って見えるものです。
(2) 皆様の対応について
たくさんの小さな気泡ですので、容器にためた水ですと自然に消滅しますし、蛇口から出る水もいつのまにか白い濁りは無くなります。
無害ですので、特別な対応は必要ありません。
2 赤水の原因と皆様の対応について
久しぶりに水道を使用した時に「赤水」が出てくる場合や、常時水道を使用しているのに突然「赤水」が出てくる場合があります。
これらは、皆様の家庭の水道管内部に発生した赤錆が原因となる場合や、道路内など水道の本管内部に発生している赤錆が原因となるものです。
(1) 家庭内の水道管の赤錆が原因となる場合について
1.久しぶりに水道を使用する場合
長期間留守にしていたり、空き家になっていた家の水道を久しぶりに使用する場合など、蛇口から赤い水が出る場合があります。
鉄や鋼を使った水道管や給湯器などでは、管の内部にどうしても赤錆が発生することがあり、久しぶりに水道を使い始める場合に赤い水となって出てくることが原因です。
2.皆様の対応について
蛇口から水をしばらく流し続けてください。ほとんどの場合はしばらく流し続けることで透明な水になりますので、透明になってから使用してください。
(2) 水道本管内部に発生した赤錆が原因となる場合について
1.いつもどおり水道を使用しているが突然赤水が出てきた場合
水道工事による断水や、火事、消火訓練で消火栓を使用した場合などで、道路内の水道本管の内部に発生していた赤錆が剥がれて「赤水」となって家庭の蛇口から出るものです。
このような「赤水」が発生した場合は、市の水道課においてできるだけ「赤水」を強制的に排除していますが、どうしても皆様の家庭の水道にまで到達してしまう場合があります。
2.皆様の対応について
「赤水」が無くなるまで、蛇口から水を流し続けてください。かなりの時間多量に流し続けないと、透明な水道水に戻らない場合がありますが、透明になってから使用するようにしてください。
また、流した水量分は料金が減免となる場合がありますので、水道課までご連絡ください。
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更新日:2023年01月12日