高齢者虐待の相談

更新日:2020年10月15日

介護を受けている高齢者、認知症の高齢者に対する虐待が社会問題になっています。特に家族等の介護者などから虐待を受けている場合は、第三者に訴えることは少ないのが実態です。
高齢者虐待でお悩みの方、虐待の疑いがあると気付いた方(下記虐待発見のサインを参考)は、高齢者こころまちセンター(電話72-8186)までご相談、ご連絡ください。

高齢者虐待とは?

1. 身体的虐待(暴行)

高齢者の身体に外傷が生じ、又は生じるおそれのある暴行を加えること。

  • 平手打ちをする
  • つねる、殴る、蹴る
  • 無理やり食事を口に入れる
  • やけどをさせる
  • ベッドに縛り付ける

など

身体的虐待発見のサイン

  • 身体に小さなキズが頻繁にみられる。
  • 太腿の内側や上腕部の内側、背中等にキズやみみずばれがみられる。
  • 回復状態が様々な段階のキズ、あざ等がある。
  • 頭、顔、頭皮等にキズがある。
  • 臀部や手のひら、背中等に火傷や火傷跡がある。
  • 急におびえたり、恐ろしがったりする。
  • 「怖い」「怒られる」「殴られる」「殺される」「帰りたくない」「死にたい」等の訴えがある。
  • キズやあざの説明のつじつまが合わない。
  • 主治医や保健、福祉の担当者に話すことや援助を受けることに躊躇する。
  • 主治医や保健、福祉の担当者に話す内容が変化し、つじつまがあわない。

2. 介護・世話の放棄・放任(ネグレクト)

高齢者を衰弱させるような著しい減食、又は長時間の放置、養護者以外の同居人による虐待行為の放置など、養護を著しく怠ること。

  • 入浴しておらず異臭がする
  • 髪が伸び放題である
  • 水分や食事を十分に与えられていないことで、脱水症状や栄養失調の状態にある
  • 劣悪な住環境の中で生活させる

など

ネグレクト発見のサイン

  • 居住部屋、住居が極めて非衛生的になっている、また異臭を放っている。
  • 部屋に衣類やおむつ等が散乱している。
  • 寝具や衣服が汚れたままの場合が多くなる。
  • 汚れたままの下着を身につけるようになる。
  • かなりのじょくそう(褥創)ができてきている。
  • 身体からかなりの異臭がするようになってきている。
  • 適度な食事を準備されていない。
  • 不自然に空腹を訴える場面が増えてきている。
  • 栄養失調の状態にある。
  • 疾患の症状が明白にもかかわらず、医師の診断を受けていない。

3. 心理的虐待(心理的外傷を与えるような言動)

高齢者に対する著しい暴言、又は著しく拒絶的な対応、その他の高齢者に著しい心理的外傷を与える言動を行うこと。

  • 排泄の失敗等を嘲笑する等により高齢者に恥をかかせる
  • 怒鳴る、ののしる
  • 侮辱を込めて子供のように扱う
  • 話しかけを無視する

など

心理的虐待発見のサイン

  • かきむしり、噛み付き、ゆすり等がみられる。
  • 不規則な睡眠(悪夢、眠ることへの恐怖、過度の睡眠等)を訴える。
  • 身体を萎縮させる。
  • おびえる、わめく、泣く、叫ぶなどの症状がみられる。
  • 食欲の変化が激しく、摂食障害(過食、拒食)がみられる。
  • 自傷行為がみられる。
  • 無力感、あきらめ、投げやりな様子になる。

4. 性的虐待

高齢者にわいせつな行為をすること、又は高齢者にわいせつな行為をさせること。

  • 排泄の失敗に対して懲罰的に下半身を裸にして放置する
  • キス、性器への接触

など

性的虐待発見のサイン

  • 不自然な歩行や座位を保つことが困難になる。
  • 肛門や性器からの出血やキズがみられる。
  • 生殖器の痛み、かゆみを訴える。
  • 急に怯えたり、恐ろしがったりする。
  • ひと目を避けるようになり、多くの時間を一人で過ごすことが増える。
  • 主治医や保健、福祉の担当者に話すことや援助を受けることに躊躇する。
  • 主治医や保健、福祉の担当者に話す内容が変化し、つじつまが合わない。
  • 睡眠障害がある。

5. 経済的虐待(高齢者から不当に経済上の利益を得ること)

養護者又は高齢者の親族が当該高齢者の財産を不当に処分すること、その他高齢者から不当に財産上の利益を得ること。

  • 日常生活に必要な金銭を渡さない
  • 本人の自宅等を本人に無断で売却する
  • 年金や預貯金を本人の意思利益に反して使用する

など

経済的虐待発見のサイン

  • 年金や財産収入等があることは明白なのにもかかわらず、お金がないと訴える。
  • 自由に使えるお金がないと訴える。
  • 経済的に困っていないのに、利用負担のあるサービスを利用したがらない。
  • お金があるのにサービスの利用料や生活費の支払いができない。
  • 資産の保有状況と衣食住等生活状況との落差が激しくなる。
  • 預貯金が知らないうちに引き出された、通帳がとられたと訴える。

その他家族の状況に見られるサイン

  • 高齢者に対して冷淡な態度や無関心さがみられる。
  • 高齢者の世話や介護に対する拒否的な発言がしばしばみられる。
  • 他人の助言を聞き入れず、不適切な介護方法へのこだわりがみられる。
  • 高齢者の健康や疾患に関心がなく、医師への受診や入院の勧めを拒否する。
  • 高齢者に対して過度に乱暴な口のきき方をする。
  • 経済的に余裕があるように見えるのに、高齢者に対してお金をかけようとしない。
  • 保健、福祉の担当者と会うのを嫌うようになる。

この記事に関するお問い合わせ先

地域包括支援センター

電話番号:0761-72-8186 ファクス番号:0761-72-1665

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