加賀市と兼松株式会社は、空飛ぶクルマ・ドローンを用いた地方創生に向けた包括連携協定を締結しました。

更新日:2021年12月17日

空飛ぶクルマやドローンを用いた地方創生に向けた包括連携協定の締結

加賀市と兼松株式会社は空飛ぶクルマおよびドローンを用いた地方創生を実現するため、実証実験を始めとした一連の活動に連携して取り組むことを目的とした包括連携協定を締結しました。

加賀市では、地域が抱える課題解決のため、デジタル化や新産業創出に向けた様々な取り組みを推進しています。空の分野においても、市内生活圏全域の3Dマップやドローン管制プラットフォームの整備を進め、空のインフラを利活用する関連事業者が加賀市に集まり定着することを目指した活動を進めています。

兼松株式会社では「環境」「安全」「快適」をテーマに、次世代モビリティの事業創造による社会貢献を目指しています。また、商社である同社が保有するビジネスノウハウ、経験、ネットワークを生かし、次世代航空モビリティである「空飛ぶクルマ」や「ドローン」のバリューチェーン構築を目指しています。

今後、加賀市と兼松株式会社は、本協定を通じて空飛ぶクルマ・ドローンにおける次世代モビリティでの事業創造を用いた地方創生・加賀市における関連産業の定着、社会貢献への実現に向けて取り組んでいきます。

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連携事項

1.空飛ぶクルマ・ドローンの社会実装に関する検討

・地域課題の洗い出し

・データに基づく飛行ルートの検討

・制度、仕組み、課題等に関する国等への働きかけ、および連携

・実証実験や社会実装へのロードマップ作成・運航に関わる企業の誘致(製造業、運行事業、整備事業、教育、研究機関、システム開発等)

2.空飛ぶクルマ・ドローン関連産業の誘致の検討

・関連産業の検討、洗い出し

・制度、仕組み、課題等に関する国等への働きかけ、連携

・関連企業等の誘致(製造業、運行事業、整備事業、教育、研究機関、システム開発等)

今後3年間の取り組み予定

●空飛ぶクルマ分野

1年目:加賀市の課題、空飛ぶクルマ導入による解決効果の検討、整理。ユースケース検討、PRポイント整理、関連省庁との意見交換。

2年目:空飛ぶクルマ導入に向けたロードマップ検討作成、ルート検討、離着陸候補地検討、関連企業へのPR、実証実験構想作成。

3年目:空飛ぶクルマ実証実験公募・実施、関連企業への加賀市進出に関する基本合意取得。

●ドローン分野

1年目:実証実験実施内容の検討、課題把握、実証実験実施。

2年目:小型ドローンを主とした商業化(定期配送、検査サービス、救助、監視等)準備開始。中型ドローンによる実証検討及び実施。

3年目:大型ドローン使用に関する検討、実証実験実施。都市間を跨ぐ物流網構築に向けた有効性検証。

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