平成21年度当初予算について

更新日:2020年10月15日

平成21年度は、「第一次加賀市総合計画」の3年目です。

将来都市像のテーマに掲げる「水と森のふるさと」の実現に向け、豊かな自然と文化を活かし、魅力を高め、地域への愛着を醸成するとともに、本市を全国に発信する施策を引き続き実施します。

平成21年度の一般会計当初予算額は、272億4,700万円(前年対比1.6%の減)、全会計では、570億4,730万円(前年対比5.9%の減)となっています。

当初予算の編成にあたっては、

  • 行政改革大綱の基本方針である「健全な財政運営」を実践し、「自主性・自律性の高い財政運営」を図ることを念頭に置き、予算編成を行いました。
  • 歳入では、景気動向を踏まえ、一般財源である市税、地方交付税、交付金等を厳しく見込んでいます。
  • 歳出では、あらゆる分野での経費削減に努め、政策経費では、限られた財源の中での「選択と集中」により、事業費を計上しました。

平成21年度は、総合計画の基本構想に掲げる3つの「基本理念」を実現するため、次のような事業を実施いたします。

総合計画の基本構想に掲げる3つの「基本理念」の実現

「自然」…「流域の中でともに生き、豊かな自然を守るまち」

バイオマスタウン構想、ふるさとの森づくり、地球温暖化対策、橋立丘陵地整備などを推進します。

「文化」…「地域固有の文化を磨き、継承・創造するまち」

文化財総合的把握モデル事業、まちづくり交付金事業、ろくろの里整備事業、伝統的建造物保存対策事業などを推進します。

「人」…「地域の未来をともに考え、支えあって生きるまち」

学童保育助成事業、妊婦検診事業の拡充などを行います。

温泉文化の創出と温泉街の再生のための、総湯を中心とした整備につきましては、山代温泉において、8月に新しい総湯がオープンいたします。さらに、山代温泉のシンボルとして、昔ながらの「入浴の心得」を体験しながら観光の核施設にもなる「古総湯」の建設に着手するとともに、市の「まちづくり交付金事業」として、湯の曲輪の街路整備や周辺広場の整備を進めます。

片山津温泉においては、湖畔の親水広場用地を確保し、新しい総湯の建設に着手いたします。

歴史文化基本構想につきましては、文化庁の「文化財総合的把握モデル事業」により、全市的な文化財の掘り起こしを行い、交流人口の拡大にもつながるような活用を図ります。

21年度の当初予算にあたりましては、施策のバランスに考慮しながら、このような事業に「選択と集中」を行ったものです。

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