平成23年度6月補正予算の概要

更新日:2020年10月15日

今回の補正は、「東日本大震災」に関連する、災害・危機管理対策費や、市内の観光振興に係る緊急対策費を始めとし、山中温泉地区における「まちづくり活動」推進費、消防分団の活動拠点施設整備費、国からの補助内示に基づく事業費の追加補正が主な内容となっています。

  • 「東日本大震災」への対応といたしまして、被災地の支援のため、職員の派遣に要する費用を追加するとともに、各種の災害における「防災緊急情報」をいち早く、正確に伝達することができるシステムの構想策定費を追加計上しています。
  • 東日本大震災以後、全国的な傾向としてみられている「自粛ムード」の払拭に向け、市内への誘客推進策として、加賀市観光交流機構と連携し、市内の温泉施設や展観施設などを割引料金で巡ることができる、「観光クーポン券」の新設や、関西地区における「加賀温泉郷」の広告宣伝やキャンペーン等の費用を追加計上しています。
    なお、「観光クーポン券」につきましては、宮城県や岩手県など、被災された5県からの宿泊客の方々に対しては、無償で提供する予定です。
  • 更なる観光振興に向け、北陸新幹線の金沢開業を見据え県と共同で行う 「金沢からの2次交通」の実証運行費を追加計上するとともに、市外からの宿泊を伴う 会議やイベントなどの開催に対して助成を行う「コンベンション誘致助成費」について、修学旅行や合宿の助成単価を増額し、誘致の拡大を図ることとしています。
  • 山中温泉地区における「まちづくり活動」を推進するため、当初予算に計上済の「河南地区」を除く、「山中温泉」、「西谷」、「東谷」の3地区の活動拠点となる、地区会館の設置に係る経費を追加計上しています。
  • 消防分団の再編に向けた取り組みでは、 大聖寺第2分団と第4分団の統合車庫の整備と併せ、ポンプ車に替えて人員等の搬送車両を新たに配置することとし、これらの整備費を追加計上しています。
  • 介護サービスの支援事業として、新たに24時間対応の訪問介護サービスを国のモデル事業として実施するとともに、市内の空き家などを活用して、介護予防などのサービスを包括的に実施する体制の構築に向けた事業費を追加計上しています。
  • 道路等の整備では国庫補助金の増額内示があった「南加賀道路整備事業費」の増額等を行っています。
  • 上記の結果、6月補正予算は、一般会計で、2億6,400万円の増額となり、補正後の総額は、299億6,400万円となっています。
  • これらの予算のほか、報告案件が11件、条例案件が10件、その他案件が3件となっています。

詳細な内容につきましては、添付ファイルをご覧ください。議会及び報道機関へおしらせした内容を掲載しています。

平成22年度決算見込について

  • 5月末の出納閉鎖の後、現在精査中でありますが、一般会計では、平成21年度から約6億2,000万円の繰越金があったことに加え、歳入において、市税・地方交付税などが、見込みを上回る収入となったこと、歳出においては、特別会計への繰出金、生活保護費を始めとした扶助費などで不用額が生じたことから、平成21年度の約12億5,000万円を上回る実質黒字となる見込みであります。
  • 国民健康保険や介護保険など、8つの特別会計につきましても、全ての会計で 黒字又は収支同額となっています。
  • 平成22年3月末で決算が出ている2つの企業会計につきましては、水道事業では約1億3,000万円の黒字、病院事業では約3億6,000万円の赤字となっています。

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