平成24年度12月補正予算の概要
今回の補正は、観光入込客数が、東日本大震災の影響により減少を続け、9月には大型温泉旅館が休業するなどの状況の中、今後の誘客の掘起こしを図るための緊急対策として、「加賀温泉郷観光誘客特別対策事業」を行う費用の追加補正を主な内容としています。
一般会計補正予算の主な内容
主要事業
- インターネット旅行業者を活用した誘客事業の拡大
- 宿泊を伴う大会や学会等の加賀温泉郷への送客を旅行会社に対して促す団体旅行誘致促進事業
- 「橋立蟹」や「鴨」などの加賀産食材の魅力を発信するプレゼントキャンペーンの展開
- 観光庁長官表彰を受けた「レディーカガ」の話題性を活かした都市圏への出向宣伝によるPR強化
- 赤瓦景観の特徴を生かした加賀温泉郷への入口を示すゲートウエイ機能の強化策や調和のとれたサイン計画の策定
などを行う「加賀温泉郷観光誘客特別対策事業」に要する経費を追加計上しています。
その他の主な補正
人件費
- 今年度の実績見込みに基づき職員給与費の精算を行っています。
民生費
- 高齢者住宅リフォーム助成の実績見込みによる増額を行っています。
- 障害者自立支援法の改正に基づく給付費などの増額を行っています。
衛生費
- 公衆衛生の向上を図るため、市内の公衆浴場における設備整備助成費を追加計上しています。
- ごみ処理施設における維持補修費の増額を行っています。
農林水産業費
- 橋立漁港における防波堤整備工事等の増加に伴い、県への負担金の増額を行っています。
土木費
- 「荒木川」ほか3か所の小規模河川における護岸の修繕費の増額を行っています。
消防費
- 県施行の道路改良工事に伴う、加茂町地内での消火栓の新設に係る所要額の増額を行っています。
公債費
- 市債の償還利子が確定したことによる減額を行っています。
諸支出金
- 退職手当基金への積立金を追加計上しています。
特別会計及び企業会計補正予算の主な内容
国民健康保険特別会計
人間ドック助成費について、実績見込みにより増額するほか、職員給与費、国庫への返納金等について、実績見込みに基づき精算を行っています。
介護保険特別会計
職員給与費について実績見込みに基づき精算を行っています。
下水道事業特別会計
合併処理浄化槽の設置助成費について、実績見込みにより増額するほか、片山津処理区における処理場改築事業費、及び雨水管渠築造事業費を事業計画の変更等により減額し、職員給与費についても実績見込みに基づき精算を行っています。
病院事業会計
平成28年4月の統合新病院の開業に向け、市民病院と山中温泉医療センターの統合に係る、人事、運用フローなどの作成業務に関し、平成25年度までの事業費として、840万円を債務負担行為として追加計上しています。
水道事業会計
県営事業の前倒しにともなう配水管敷設工事の追加に要する費用のほか、人件費の実績見込みに基づく精算を行っています。
補正予算の額
これらの結果、12月補正予算は、債務負担行為を除き、一般会計で2億5,950万円を増額し、補正後の総額は298億6,280万円です。また、特別会計と企業会計を合わせた5つの会計では、3,350万円を増額し、補正後の総額は331億3,605万8千円です。
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更新日:2020年10月15日