加賀市住宅耐震化緊急促進アクションプログラム

 平成17年の「建築物の耐震改修の促進に関する法律(以下、耐震改修促進法）」の改正を受け、平成19年に加賀市耐震改修促計画を策定し、平成27年度末までに住宅と多数の者が利用する建築物の耐震化率の目標を90％に掲げ、耐震化を促進してきました。その後、改正された耐震改修促進法と平成29年3月に改訂された「石川県耐震促進計画」の内容を踏まえ、計画の見直し（現状耐震化率の進捗確認、耐震化目標の修正等）を行いました。
 加賀市の耐震化率は平成28年度末で住宅71％（平成18年度末 62％）であり、全国の耐震化率よりも低く、東日本大震災などの大規模地震の発生直後は耐震改修は増加するものの、その後はその勢いを維持できず、思うように進んでいません。
 改訂された加賀市耐震改修促進計画に定めた平成37年度末に耐震化率目標95％の達成を目指す為には、耐震に関する助成に加え、さらに積極的な取組（個別訪問等、改修事業者への技術力向上、普及啓発等）を行う必要があります。
 市では、耐震化を促進する積極的な取組を規定した「加賀市住宅耐震アクションプログラム」を策定し、毎年度耐震改修等に係る支援目標を設定し、実施・達成状況を把握・検証・公表致します。