用途地域の特徴

更新日:2022年07月14日

用途地域は、住居、商業、工業など市街地の大枠としての土地利用を定めるもので、13種類あります。用途地域が指定されると、それぞれの目的に応じて、建てられる建物の種類が決められます。

第1種低層住居専用地域

低い住居が並んでいる第1種低層住居専用地域のイラスト

低層住宅の良好な環境を守るための地域です。小規模なお店や事務所をかねた住宅や小中学校などが建てられます。

第2種低層住居専用地域

低層住宅が並ぶ第2種低層住居専用地域のイラスト

 

主に低層住宅の良好な環境を守るための地域です。小中学校などのほか、150平方メートルまでの一定のお店などが建てられます。(加賀市では指定されているところはありません)

第1種中高層住居専用地域

中高層住宅やビルが並ぶ第1種中高層住居専用地域のイラスト

中高層住宅の良好な環境を守るための地域です。病院、大学、500平方メートルまでの一定のお店などが建てられます。

第2種中高層住居専用地域

中高層のビルやマンションが立ち並んでいる第2種中高層住居専用地域のイラスト

主に中高層住宅の良好な環境を守るための地域です。病院、大学などのほか、1,500平方メートルまでの一定のお店や事務所などが建てられます。

第1種住居地域

住居が並んでいる第1種住居地域のイラスト

住居の環境を守るための地域です。3,000平方メートルまでの店舗、事務所、ホテルなどは建てられます。

第2種住居地域

店舗などが並んでいる第2種住居地域のイラスト

主に住居の環境を守るための地域です。店舗、事務所、ホテル、ぱちんこ屋、カラオケボックスなどは建てられます。

準住居地域

道路の沿道にビルなどの建物が並んでいる準住居地域のイラスト

道路の沿道において、自動車関連施設などの立地と、これと調和した住居の環境を保護するための地域です。

田園住居地域

住宅と農地が混在している田園住居地域のイラスト

農業と調和した低層住宅の環境を守るための地域です。住宅に加え、農産物の直売所などが建てられます。 (加賀市では指定されているところはありません)

近隣商業地域

小規模の店舗等が並んでいる近隣商業地域のイラスト

近隣の住民が日用品の買物をする店舗等の業務の利便の増進を図る地域です。住宅や店舗のほかに小規模の工場も建てられます。

商業地域

大型商業施設が並んでいる商業地域のイラスト

銀行、映画舘、飲食店、百貨店、事務所などの商業等の業務の利便の増進を図る地域です。住宅や小規模の工場も建てられます。

準工業地域

工場やビルが並んでいる準工業地域のイラスト

主に軽工業の工場等の環境悪化の恐れのない工業の業務の利便を図る地域です。危険性、環境悪化が大きい工場のほかは、ほとんど建てられます。

工業地域

工場がずらりと並んでいる工業地域のイラスト

主として工業の業務の利便の増進を図る地域で、どんな工場でも建てられます。住宅やお店は建てられますが、学校、病院、ホテルなどは建てられません。

工業専用地域

一帯が工業地帯になっている工業専用地域のイラスト

専ら工業の業務の利便の増進を図る地域です。どんな工場でも建てられますが、住宅、お店、学校、病院、ホテルなどは建てられません。

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