加賀市の3Dマップ活用の取組(Project PLATEAU・3D都市モデル)

更新日:2023年03月28日

3D都市モデルとは

3D都市モデルは、実世界の都市を仮想的な世界(サイバー空間)に再現した3次元の地理空間データ(3Dマップ)です。

地形や建物が立体的に再現され、そこに都市に関する様々な情報を重ねることで、より正確な情報の把握に役立ちます。その拡張性によって、官民問わず、分野の知見が集積するプラットフォームとして期待されます。

加賀市では国土交通省が主導する「Project PLATEAU」に、令和2年度から参画し、3D都市モデルの活用に取り組んでいます。

【「PLATEAU VIEW」ご利用に当たっての注意事項】

  1. 最新のデスクトップ版 Chrome、Safari、Edge上で動作します。
  2. 最小システム要件 CPU:2GHzデュアルコア以上、システムメモリ(RAM):4GBが必要となります。

加賀市の3D都市モデルのユースケース

加賀市では、3D都市モデルの活用の1つとして、令和3年度から令和4年度の2か年でユースケース実証事業に取り組みました。

カーボンニュートラル実現に向けては建物屋上スペースを活用した太陽光発電パネルの設置が有効な手法のひとつとなります。
3D都市モデルが持つ、建物の屋根面積、傾き、隣接建物による日陰影響等の情報と公開されている日射量等のデータを組み合わせることで、建物屋根に太陽光発電を設置した場合の発電量の推計シミュレーションを都市レベルで実施することができました。3D都市モデル対象範囲内の各建物の発電量を推計しておりますので、ご家庭の太陽光発電システム導入の検討等にもお使いいただけます。

 

【令和3年度】

・太陽光発電ポテンシャル推計

・太陽光発電パネル設置による反射シミュレーション

【令和4年度】

・実証エリアの拡大(令和3年度ユースケースからエリア拡大)

・カーボンニュートラル施策推進支援システムの開発

 

プラトースクリーンショット

出典:国土交通省ホームページ(https://plateauview.mlit.go.jp/

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