神奈川から加賀へ。空き家バンクで取得したマイホーム生活と子育て環境を知る。

更新日:2022年01月25日

神奈川県から移住し空き家を取得したHさんの子どもたちの写真

 

「子どもを育てるのに、都会よりも石川県の方がいい気がしたんです」と話すのは、2017年冬に神奈川県から加賀市に移住してきたHさん。加賀市への移住を決意してから理想の住宅に出会うまでは、様々な苦労があったそう。今回、住宅を取得するまでの経緯や加賀市の子育て環境について赤裸々に語っていただきました。

Q1.Hさんの家族構成と移住された経緯を教えてください。

家族構成は夫と子ども二人の4人家族です。子どもは長女が4歳、長男が3歳。
私はもともと神奈川県の出身で、ずっと神奈川にしか住んだことがなかったんですが、子どもが生まれたことをきっかけに、石川県への移住を考え始めました。主人は石川県の出身なので地縁はありましたし、何度か石川県を訪れるなかで「自然が豊かで良いところだな。ここなら子ども達をのんびり育てられるんじゃないかな」と思ったことが移住の決め手となりました。

Q2.石川県のなかで、加賀市を選んだ理由はありますか?

主人は加賀市のお隣・小松市の出身だったこともあり、移住当初は小松市の賃貸物件に家族で住んでいたんです。ただゆくゆくは長く住める戸建てで暮らしたいなという想いがあり、移住後も物件を探していました。そんな折、子ども達と一緒に加賀市の施設「かがにこにこパーク」に遊びにいったら、これが凄く良い場所で!しかも同施設に設置されていたパンフレットを見ると「第二子の保育料無料」「子どもの医療費無料」など、加賀市の子育て支援が手厚いことを知り、加賀市に引っ越すのもいいかもしれない、と思い始めたんです。

かがにこにこパーク

Q3.物件探しは順調でしたか?

物件探しは難航しました(笑)。当時、北陸新幹線の延伸工事がそこかしこで行われていた影響で、建設会社の方々で物件が埋まってしまって、空いている物件が全然なかったんです。それから地道なリサーチを重ねて今の物件に出会った訳なんですが、すでに移住してから2年が経ってましたね。加賀市の空き家バンクに掲載されている物件だけでも、10件以上は内見したと思います。空き家バンクの更新を待つだけではなくて、地元のお店の方に空き家情報を伺ったり、物件を知っている地元の方を紹介いただいたりと、こちらからアクションを仕掛けていくことが大切だなと感じました。

Hさん宅のダイニングキッチン

Q4.移住者住宅取得助成事業の支援制度はいかがでしたか?

我が家の場合、基本額に子どもがいることで加算されたので、大変有り難かったです(※)。その他の物件にも言えることですが、即入居が可能な状態のよい物件はほとんどありません。この物件も当時は床がベコベコで、入れない部屋が複数ありました。そういった意味では出費が抑えられて助かりました。空き家バンクの物件は、安くて良いのももちろんあるんですが、何かしらは直さないといけない物件がほとんどだと思っています。それは知っておいた方がいいかもしれません。

Hさん宅の蔵

Q5.これから結婚・子育て・移住を考えている方に向けて一言お願いいたします!

移住したことで、私の実家からは距離があいてしまって子どもを気軽に預けることが出来ないなどとマイナスな面も当然ありますが、総合的に考えると本当に移住してよかったなあと思う日々です。子育て環境も大きく変わりました。外に遊びに行くことが増えて、雨の日は「かがにこにこパーク」、晴れの日は「橋立自然公園」といった感じで、お金をかけずに楽しく遊んでいます。実家が離れたとは言え、病児・病後児保育室「かもっ子」を使わせていただくなど、加賀市の子育て支援制度を活用しながら過ごしています。

住宅取得等への助成

加賀市では、定住することを目的として、加賀市内で住宅を取得等される際の費用の一部を助成しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.city.kaga.ishikawa.jp/sangyo_iju/iju_teiju/josei_hojokin/index.html

 

※この記事は、令和3年7月に結婚&子育て情報サイト「kagaみん」に掲載されたものです。

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