東京で料理修行の後、加賀市にUターン。家族一丸となって仕事と子育てを両立。

更新日:2022年01月25日

KMさん夫婦


「仕事と子育ての両立をするため、結婚後は実家に住み始めました」と語るのは、加賀市で飲食店を経営されているKさん。実家のお風呂をリフォームするため、住宅助成制度を活用されました。夫婦でお店をされている関係で、ご両親の協力を仰ぎながら、限られた時間で子どもとの対話を大事にされているそう。仕事と子育てをどのように両立しているかなど、さまざまに語っていただきました。

Q1.お二人の出会いや結婚のきっかけを教えてください。

自分は加賀市で生まれ育ちました。料理の世界に興味を持っていたので、高校卒業後に大阪の専門学校に通ったのち、そのまま大阪で中華料理屋に就職し修行を開始しました。その後は仕事の関係で料理長について東京に行き、35歳までは東京で経験を積んでいましたね。いつか地元の加賀市で飲食店を出したいという夢があったので、戻ってくるタイミングはいつも探っていました。東京にいた頃、隣の飲食店で働いていたのが妻なんです。沖縄出身の彼女と出会ったのは32歳の時。2016年に加賀市にUターンすることを決め、結婚も同時にしました。飲食店を開くなら一緒にやろうということで、2人で開業することを決意し、2017年9月にオープンとなりました。

Q2.加賀市で今の家に住もうと思った理由はなんですか?

妻と一緒に僕の実家に住んでおり、4歳の子どもがいます。商売の関係上、僕も妻も夜まで仕事が入っているので、親に見てもらいながら子育てする必要があり実家に住むことを決めました。子どもが生まれたのが2017年で、その半年後にお店がオープンしたので、この時はバタバタの1年でしたね。家族一丸となって進んできたからこそ乗り越えられていると思います。実家は築35年と古く、母が以前からお風呂場を直したいと話していたので、住宅助成制度を利用して2021年8月にリフォームを行いました。

KMさん家のお風呂

Q3.住宅助成を利用しての感想を教えてください。

新築だけではなく、リフォーム費用に対しても補助金が出ることは広報を見て知っており、ぜひ使いたいということで申請しました。3世代同居のため最大30万円の補助金が出て、全てリフォームに使えたので、だいぶ助かりましたね。いかんせん初めての申請でしたので、進め方などは行政の方のサポートが必要な場面も多くありました。みんなが助かる制度だと思いますので、もっと誰もが気軽に申請できるような環境を整備していただけると良いかなと思います。また、この制度のことを知らない人が多すぎるのももったいないところかなと。広報のやり方をぜひ工夫していただきたいなと感じました。

Q4.子供がいることで、生活や気持ちの変化などはありましたか?

加賀市の子育て制度はとても充実していると思います。医療費が18歳まで無料ですよね。今、子どもは保育園に通っており年中なんですが、給食費や保育料がかからなくて大変助かっています。子どもができてからは、生活がガラッと変わりました。夫婦揃って家にいられないので、子どもにとっては寂しい思いをさせてしまっていることもありますが、一方で子どもがいるからこそ仕事を頑張れているなと思います。限られた時間をどう接していくのかをすごく大事にしており、お店が休みの時には保育園を休ませて一緒にお出かけすることもありますね。

KMさんの子どもたちと花火

Q5.加賀市でおすすめの場所はありますか?

子どもと遊ぶとなると、中央公園やにこにこパークでしょうか。市外の施設と掛け合わせると近場に遊ぶところはたくさんありますよね。また中央公園にはサイクリングコースがあるので、自転車の貸出などを始めたら面白くなるんじゃないかなと思っています。またこれは子どもと直接は関係ない話になりますが、以前自分のお店で婚活パーティを自主開催したことがあります。その中から結婚する人も出てきました。移住することに加えて、大事な人や結婚相手がいるということが、最終的に加賀市への愛着にも繋がると思います。自分も自分なりの方法で、やりたいことや出来ることに挑戦して、ここを面白い場所にしていきたいですね。

住宅取得等への助成

加賀市では、定住することを目的として、加賀市内で住宅を取得等される際の費用の一部を助成しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.city.kaga.ishikawa.jp/sangyo_iju/iju_teiju/josei_hojokin/index.html

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