1「婚活で大事なこと」

結婚を希望する独身男女の出会いをサポートする加賀市のボランティア仲人「かが縁結びさん」。かが縁結びさんがマッチングやお見合いを通して感じたことなどを、婚活中の方にお知らせします。
今回は、「かが縁結びさん」の喜多秀次さんが担当します。

「かがこい」への登録は、婚活の一つのチャンネルとしては有効ですが、いろいろなチャンネルを持たないと出会いが少ないので、たくさんの人と出会うことが、まず婚活の近道であると思います。それが5人であるのか、10人であるのか、30人であるのかということで全然違ってきますので、まずは、出会いの場を自分から求めていくことが一番大事であると思います。
婚活は受験にとても似ていて、例えば、目標とする高校が5教科で400点の成績でなければ合格できない場合に、自分の成績が200点しかないとしたら、みんな努力するはずです。家で2時間勉強しようとか、塾へ行こうとか、もっと模擬試験を受けてみようとか。婚活も受験勉強と同じで、結婚の着地点が400点であるとすると、自分の点数が着地点に到達するまでの中間点がわからないので、その中間点を知るためにも、いろんな婚活の場などに出かけて練習することが必要なのです。これは男女とも同じなのですが、婚活の場に行って同性を見なければなりません。同性がどういうふうなことをしているか。例えば、男性の場合は、男性のいろんな参加者を見て、中でも女性と仲良く話している人はどんな男性で、どういう服装をしていて、どのような身なりをしているかといったことをまず見ていただく。そして、カップリングした男性を見ればなおさら、女性に好まれる男性がどういった人なのかがわかるので、とりあえずは、たくさんの人と出会う場へ出かけ、いろんな人を見る練習が大事です。

（注）この記事は、令和元年8月に結婚＆子育て情報サイト「kagaみん」に掲載されたものです。