ジェネリック医薬品切り替えにご協力を

更新日:2024年12月02日

加賀市では平成23年度から、医療費自己負担額削減効果のある国民健康保険加入者の方へ、「ジェネリック医薬品に関するお知らせ」を送付しております。ジェネリック医薬品へ切り替えることで、患者本人の自己負担額を減らすこと、そして医療費増大の抑止を目的としております。

ジェネリック医薬品に関するお知らせの送付

毎年6月・10月・2月に「ジェネリック医薬品に関するお知らせ」を送付しています。対象者は次に該当される方です。

  • 加賀市国民健康保険に加入されている方
  • ジェネリック医薬品に切り替えた際、お薬代の差額が300円以上の方
  • お薬の投与期間が1日以上の方

お知らせが届きましたら、内容のご確認をお願いします。
内容に関するご相談・ご質問は、お知らせ裏面「ジェネリック医薬品コールセンター(電話番号 0120-53-0006)」へお問合せください。

ジェネリック医薬品について

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、新薬(先発医薬品)の特許期間(20~25年)が切れた後に、厚生労働省の承認を受けて製薬メーカーから発売される、先発品と同等の品質でしかも低価格のお薬のことです。ただし、全ての新薬に対してジェネリック医薬品があるわけではなく、また調剤する病院や薬局で取り扱っていない場合もあります。対象となる医薬品は、医師の処方せんをもとに、病院や薬局で調剤されるものです。

  • 処方せんの「変更不可」の欄に医師の署名がなければ、ジェネリック医薬品に変更できます。
  • ジェネリック医薬品の使用等にあたっては、必ず医師・薬剤師にご相談ください。
  • 今飲んでいる薬がジェネリック医薬品かどうかを確かめるには、ジェネリック医薬品を推進している団体(日本ジェネリック医薬品学会)のホームページ「かんじゃさんの薬箱」にて薬品名を入力することで、簡単に調べることができます。

令和6年10月1日から医薬品の自己負担の仕組みが変わります

令和6年度の診療報酬改定に基づき、後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で、先発医薬品の処方を希望される場合は、特別の料金のお支払いが必要になります。

この機会に、後発医薬品の積極的な利用をお願いいたします。

  • 先発医薬品と後発医薬品の薬価の差額の4分の1相当を、特別の料金として、医療保険の患者負担とあわせてお支払いいただきます。
  • 先発医薬品を処方・調剤する医療上の必要があると認められる場合等は、特別の料金はいりません。
  • 流通の問題などにより、医療機関や薬局に後発医薬品の在庫がない場合には、特別の料金を支払う必要はありません。

 

対象医薬品については次のリンクをご確認ください。

特別の料金の計算方法

先発医薬品の価格が1錠100円、後発医薬品の価格が1錠60円の場合、差額40円の4分の1である10円を、通常の2割や3割の患者負担とは別に特別の料金としてお支払いいただきます。

100円-60円=40円
  40円× 1/4 =10円・・・この10円が「特別の料金」です。 

  • 「特別の料金」は課税対象であるため、消費税分を加えてお支払いいただきます。
  • 端数処理の関係などで特別の料金が4分の1ちょうどにならない場合もあります。
  • 後発医薬品がいくつか存在する場合は、薬価が一番高い後発医薬品との価格差で計算します。
  • 薬剤料以外の費用(診療・調剤の費用)はこれまでと変わりません。

ジェネリック医薬品希望シールの送付について

加賀市では、資格情報のお知らせ または資格確認書の一斉送付(7月中下旬)に合わせ、「ジェネリック医薬品希望シール」を同封し、全加入世帯へ送付しております。このシールは、病院や薬局で「ジェネリック医薬品でお願いします。」など言いにくい場合に提示されれば、ジェネリック医薬品への変更希望の意思が伝わります。

加賀市国保におけるジェネリック医薬品数量シェア・金額シェアの推移

厚生労働省はジェネリック医薬品の使用促進に向け、「2020年(令和2年)9月末までに後発医薬品の数量シェアを80%とし、できる限り早期に達成できるよう、更なる使用促進策を検討する。」と 定めました。

加賀市国保では、令和元年11月以降、数量シェア80%以上を維持しています。

推移の詳細
年月 令和4年3月 令和4年7月

令和4年11月

令和5年3月 令和5年7月 令和5年11月 令和6年3月 令和6年7月

数量シェア(%)

82.0 82.5 84.3 83.9 84.8 85.7 85.3 89.8

数量シェアとは、「後発医薬品のある先発医薬品数」及び「後発医薬品数」を分母とした「後発医薬品数」の割合をいいます。

 

さらに、厚生労働省は後発医薬品の使用促進による医療費の適正化のため、新たな目標として、「後発医薬品の金額シェアを2029年度末までに65%以上」と定めました。

加賀市国保では、令和5年3月に金額シェア65%以上を達成し、月によりばらつきはありますが、その後もおおむね65%以上を維持しています。

推移の詳細
年月 令和4年3月 令和4年7月

令和4年11月

令和5年3月 令和5年7月 令和5年11月 令和6年3月 令和6年7月

金額シェア(%)

62.3 62.6 59.3 65.8 65.8 69.5 64.0 69.2

金額シェアとは、「後発医薬品のある先発医薬品の薬剤料額」及び「後発医薬品数の薬剤料額」を分母とした「後発医薬品数の薬剤料額」の割合をいいます。

関連リンク

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電話番号:0761-72-7860 ファクス番号:0761-72-7797

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