マダニによる感染症に注意しましょう
ダニ媒介感染症とは、ウイルスや細菌などの病原体を保有するダニに刺されることによって起こる感染症です。ダニ媒介感染症には、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、日本紅斑熱、ツツガムシ病などがあり、全国的に多くなっています。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは
- マダニが媒介する感染症です。
- ウイルスを保有するマダニ咬まれることで感染します。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の症状等
潜伏期間
6日~14日
症状
発熱、消化器症状(食欲低下、嘔吐、下痢など)
重症化し、死亡することもあります。
その他
有効な治療薬やワクチンはありません。
予防・対処方法
マダニは森林や草地などに生息する比較的大型のダニです。
シカやイノシシなど野生動物が出没する環境に多く生息し、春~秋(3月~11月)にかけて活動が活発になります。
マダニは、比較的やわらかい部位の皮膚に噛み付きます。咬まれた直後は自覚症状がなく、気づかないことも多いといわれています。
マダニに咬まれないために
草むら等マダニが多く生息する場所に入る場合は、腕、足、首など肌の露出を少なくしましょう
屋外から戻った後は、衣服や体にマダニがついていないか確認しましょう
もしマダニに咬まれてしまったら
吸血中のマダニに気づいたら、無理に引き抜こうとせず、医療機関(皮膚科、外科)に受診してください。
屋外活動の後、発熱などSFTSが疑われる症状が出た場合は、速やかに医療機関に受診してください。
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更新日:2024年06月05日