人権擁護委員
ご存じですか 人権擁護委員
「人権」ってなに?
「人権」とは、「すべての人々が生命と自由を確保し、それぞれの幸福を追求する権利」あるいは「人間が人間らしく生きる権利で生まれながらに持つ権利」であり、誰にとっても身近で大切なもの、違いを認め合う心によって守られるものです。
日本では、日本国憲法において、すべての国民に保障されています。
人権擁護委員って何をするの?
人権擁護委員は、地域の皆さんから人権相談を受け、問題解決のお手伝いをしたり、法務局の職員と協力して人権侵害による被害者の救済をしたり、地域の皆さんに人権について関心を持ってもらえるような啓発活動を行っている民間ボランティアです。
現在、約14,000人が法務大臣から委嘱され、全国の各市町村(東京都においては区を含む。)に配置されています。
加賀市の人権擁護委員
- 上田 黎美
- 大澤 松代
- 笠川 寿々代
- 川東 万起子
- 篠原 直美
- 塚谷 弘道
- 橘 博人
- 田中 幸一
- 西野 武士
- 細野 祐治
- 前田 裕美
- 前野 清重
- 宮下 一夫
- 村井 加代子
- 村中 珠恵
(50音順、敬称略)
人権相談ってなに?
毎日の生活の中で、「これは人権問題でないのかな?」と感じたことはありませんか。
例えば、
- 仲間はずれにされたり、差別的扱いを受けた
- 高齢者、子どもが虐待を受けている
- うわさや暴言などのいやがらせを受けている
- インターネット上でプライバシーを侵害された
- 隣家の騒音、悪臭に悩まされている
- セクシュアル・ハラスメントを受けている
- 新型コロナウイルス感染症に関連した差別を受けた
このような問題で困っている、悩んでいる場合に応じている相談です。
人権相談はいつどこでしているの?
総合相談
加賀市が、毎月2回、金曜日午後1時30分から3時30分まで総合相談(無料)を実施しています。
この相談は、人権擁護委員だけではなく、民生委員・児童委員、行政相談委員も一緒に相談をお受けしています。
秘密は厳守しますので、安心して相談してください。
総合相談の実施日と会場は次のリンクから確認いただけます。
みんなの人権110番
次の電話番号に電話することで、最寄りの法務局につながります。相談は法務局職員又は人権擁護委員が受け付けています。秘密は厳守されます。
また、法務局及びその支局の窓口での面接による相談やインターネットでの相談も受け付けています。
対応日時 平日午前8時30分~午後5時15分
電話番号 0570-003-110
※一部のIP電話からは接続できません。接続できない場合には、次に記載する最寄りの支局の電話番号におかけください。
※加賀市の最寄りの法務局支局は次のとおりです。
支局名 金沢地方法務局小松支局
郵便番号 〒923-0868
住 所 石川県小松市日の出町1丁目120
電話番号 0761-22-6300
※インターネットでの相談の詳細は次のリンクをご確認ください。
法務省ホームページ「インターネット人権相談受付窓口へようこそ!」へのリンク
こどもの人権110番
いじめや保護者からの暴力など、学校の先生や保護者に相談しづらい内容について、法務局職員又は人権擁護委員が相談を受け付けています。秘密は厳守されます。
対応日時 平日午前8時30分~午後5時15分
電話番号 0120-007-110
女性の人権ホットライン
配偶者やパートナーからの暴力、職場等におけるセクシュアル・ハラスメント、ストーカー行為といった女性をめぐる様々な人権問題について、女性の人権問題に詳しい法務局職員又は人権擁護委員が相談を受け付けています。秘密は厳守されます。
対応日時 平日午前8時30分~午後5時15分
電話番号 0570-070-810
人権擁護委員の活動
人権擁護委員は、人権相談のほかに、次のような活動を行っています。
人権教室
人権の花運動
主に小学生を対象に、花の種子や球根などを配り、小学生が協力して草花を育てることによって生命の尊さを実感する中で、豊かな心を育み、やさしさと思いやりの心を体得することを目的とした活動です。
令和4年度は、橋立小学校と錦城東小学校の2校で実施しました。
人権の樹・花 育てるつどい
平成元年(1989年)の国連総会において制定された「児童の権利に関する条約」(子どもの権利条約)の我が国における批准を記念し行っている事業です。
主に中学生を対象に、樹や花を植えることにより、思いやりのある心を育て、人権思想の理解を深めることを目的とした活動です。
加賀市では3年ごとに実施しており、令和4年度は片山津中学校で花の定植を行いました。
人権週間
国際連合は、昭和23年(1948年)第3回総会で世界人権宣言が採択されたのを記念し、昭和25年(1950年)第5回総会において、世界人権宣言が採択された12月10日を「人権デー」と定め、また、加盟国等に人権の発展をさらに推進するよう呼びかけています。
法務省の人権擁護機関では、昭和24年(1949年)から、12月10日の人権デーを最終日とする1週間を「人権週間」と定め、人権尊重思想の普及高揚を図っています。
加賀市では、小学校や保育園などを訪れ、人形劇を通して、相手を思いやるやさしい気持ちを育てる活動を行ったり、街頭において啓発活動などを実施しています。
人権擁護委員の日「特設相談」
平成24年(2012年)6月1日の人権擁護委員法の施行を記念し、毎年6月1日を「人権擁護委員の日」と定め、全国で啓発活動を行っています。
加賀市では、特設相談所を開設し、人権相談をお受けしています。
全国中学生人権作文コンテスト
次代を担う中学生が、人権問題についての作文を書くことを通じ、豊かな人権感覚を身につけることを目的として、昭和56年度(1981年度)から実施しています。
令和4年度は、加賀市内6校から1,350編の応募がありました。
お問い合わせ
人権擁護委員についてのお問い合わせ先
金沢地方法務局小松支局
小松市日の出町1丁目120番地
電話番号: 0761-22-6300
人権問題についてのお問い合わせ先
加賀市役所行政まちづくり課
加賀市大聖寺南町ニ41番地
電話番号: 0761-72-7836
ファックス番号: 0761-72-4640
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更新日:2023年05月24日