聖城怪談録とナイトウォーク

更新日:2024年03月13日

令和5年10月14日から11月26日にかけて開催された「いしかわ百万石文化祭2023」で実施したイベント「『聖城怪談録』とナイトウォーク」で紹介したお話を掲載します。

聖城怪談録

聖城怪談録とは・・・

寛政11年(1799)正月の、月もなく暗い夜に、当時の8代藩主の前田利考公が、宿直していた護衛の兵士を集めて、それぞれに見聞きした妖怪の百物語を語らせた。そして、その全部の話の内容を一緒に聞いていた悠々翁という家臣に命じて書き記し編集したものである。 「百物語」というのは、古くから全国で行われている度胸だめしのことで、まず、青い紙をはった行灯に百本の火を灯しておく。怪談の一話が終わるごとに一本ずつ火を消していくとだんだんに部屋の中が暗くなり、青い紙の色がうすく辺りにうつって見えるので何となくゾッとするような迫力が増してくるのだ。そしていよいよ、最後の一本が消されて真っ暗闇になると必ず妖怪があらわれると言い伝えられている。

 

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