いしかわ百万石文化祭2023「実盛の世界」(令和5年11月10日)を開催しました

更新日:2023年11月27日

令和5年11月10日(金曜日)に、アパホテル&リゾート加賀片山津温泉 佳水郷において、第38回国民文化祭 第23回全国障害者芸術・文化祭 いしかわ百万石文化祭2023「実盛の世界」を開催しました。

源平時代に活躍した平家の武将・斎藤別当実盛が、源氏の木曽義仲と戦い、片山津温泉近くの篠原で最期を迎えたことから、加賀市にはゆかりの地が多く伝わります。今回は、その「実盛」をテーマに、地域の魅力と狂言の楽しさを発信しました。

※下記写真の無断転載は禁止させていただきます。

茂山千五郎家と一般参加者による新作狂言「実盛」

今回の新作狂言「実盛」は、この公演のために、京都で活躍する大蔵流狂言師 茂山千五郎先生に創作していただいたものです。

出演者には、今年の3月に開催した「片山津狂言会~実盛の世界へ~」に出演いただいた3名の方には演者としてご協力いただきました。今回新たに公募した8名の方にも地謡(バックコーラス)として参加いただき、茂山千五郎先生と山下守之先生のもと、稽古を重ねて、本番に臨みました。

新作狂言「実盛」上演の様子1

新作狂言「実盛」上演の様子2

新作狂言「実盛」上演の様子3

 

狂言のお話

茂山千五郎家の山下守之先生に、今回上演する狂言のあらすじの他、狂言の楽しみ方についてもお話いただきました。

狂言のお話 山下守之師

 

茂山千五郎家による狂言「太刀奪」

茂山千五郎家の狂言「太刀奪」では、はらはらする場面や、笑ってしまうコミカルなところもあり、見ごたえのある狂言でした。来場した皆さまにも楽しい時間を過ごしていただけたかと思います。

狂言「太刀奪」 茂山千五郎家

 

踊り「篠原慕情」

斎藤別当実盛公を偲び、片山津では「篠原懐古」が謡われてきました。踊り「篠原慕情」は、昭和57年に片山津温泉開湯100周年を迎えたことを期に、「篠原懐古」を編曲・振付し、片山津の女子生徒に受け継がれています。

今回は、片山津中学校卒業生有志の7名の方に出演いただきました。

踊り 篠原慕情

 

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