加賀市ってこんなとこ

更新日:2021年08月20日

加賀市は、石川県の最南端、金沢市と福井市の中間に位置しています。「加賀温泉郷」と言われる山代、山中、片山津の3つの温泉地、九谷焼・山中漆器などの伝統工芸、日本遺産に登録されている北前船など観光資源が豊富な市です。

アクセス

本州のほぼ中心に位置する北陸。さらに加賀市は北陸のほぼ中間に位置しています。陸路、空路と多様な交通手段で東京・大阪・名古屋といった都市圏からのアクセスは良好です。

空路

羽田空港から1時間30分

羽田空港から小松空港までわずか1時間、小松空港から加賀市までは車で約30分です

陸路

東京から北陸新幹線で3時間

関西・名古屋から鉄道で2時間、車で3時間

北陸新幹線金沢開業により、関東方面からのアクセスが便利になりました。2024年には、福井県の敦賀まで延伸され、金沢で乗り継ぎすることなく加賀市まで来ることができます。

また、関西・中京方面からは、鉄道、自動車ともに便利です。市内には、北陸自動車道のインターチェンジが2か所あります。

自然災害が少ない

地震回数は全国有数の少なさ

今後、30年以内に震度6弱の地震が発生する確率は、市内のほとんどの地域で3%(1000年に一度)以下と予想されています。また、沿岸部に丘陵地が多いため、津波が発生した場合も被害が少ないと予想されます。

地震回数(過去20年)
  加賀市 東京 大阪 名古屋 福岡
震度1以上 105回 954回 70回 118回 287回
震度3以上 10回 58回 6回 7回 22回

 

台風の接近数が少ない

北陸は全国的に見ても、台風の接近が少ない地域です。

地域別台風接近件数(2010~2020年の平均値)
北陸

関東

甲信

東海 近畿

九州

北部

九州

南部

3.6回 3.8回 3.9回 3.9回 4.6回 4.8回

資料:気象庁

降雪量が少ない

北陸と言えば豪雪地帯のイメージがありますが、地域により状況は大きくことなります。加賀市では、平均気温は13.7℃、降雪も少なく、日常生活にはほとんど影響がありません。

北陸主要都市の降雪量(2016~2020年の平均値)
加賀市 金沢市 富山市 福井市
11cm 30cm 46cm 36cm

 

気象の状況(2015~2019年の平均値)
年間平均気温 13.7℃
年間降水量 2,702mm
天気日数

晴 162日

曇 104日

雨 85日

雪 13日

資料:加賀市消防本部

豊かな食文化

カニ

橋立産のズワイガニの足には、黒字に金の文字で橋立港と記されたタグが付けられます。市内でよく食べられるのが「香箱ガニ」です。香箱ガニとは北陸地方で獲れるメスのズワイガニで、内子、外子、カニミソと蟹の旨味を存分に味わえます。石川県では、資源保護の観点から香箱ガニの漁は2か月程度しか行われません。また、冬の日本海は荒れやすく出漁が少なくなることもあり、石川県産の香箱ガニは貴重です。

加賀市では、香箱ガニをまるごと1杯使用した「加賀カニごはん」を市内5店舗で提供しています。

加賀市の鴨猟は、「坂網猟」という伝統的な方法で行われます。坂網猟は、石川県民俗文化財に指定されている猟法で、坂網と呼ばれる網を投げて鴨を捕らえます。冬の3か月間しか行われず、そのため年間に捕れる鴨は200羽前後。坂網猟で捕った鴨は臭みがなく、弾力性に富んだ肉質で深い味わいが魅力です。

ぶどう・梨

梨とぶどうを中心に果樹栽培も盛んです。梨は幸水、豊水を中心に7種類もの品種が出荷されています。ぶどうは石川県オリジナル品種「ルビーロマン」をはじめ、さまざまな品種が栽培されています。農家直売所も充実しています。

ブロッコリー

野菜では、ブロッコリーが名産です。北陸最大の出荷を誇る加賀のブロッコリーは、春作、秋作、越冬作があり、ほぼ夏場以外に収穫されています。他の産地に比べて厳しい出荷基準の選果を経て、鮮度維持のための氷詰めにして出荷するのが特徴です。