小・中学生に1人1台PCを整備

更新日:2021年08月16日

GIGAスクールも一歩先を

加賀市では、国のGIGAスクール構想を受けて、石川県内では一番早い令和2年8月末に、児童生徒1人1台のPC端末を整備しました。

現在、「加賀市GIGAスクール構想」を打ち出し、「子どもたち一人ひとりに個別最適化された学び」「社会とつながる協働的・探究的な学び」を提供し、「未来の地図を描き、自ら前へ踏み出す力をもった子どもの育成」を目指した取り組みを実施しています。

また、「決められた教室・学年の中で、同じ目標に合わせ、同じ内容を同じペースで、みんなで一緒に学ぶ」という方針から「場所や学年、時間にかまわず、自分の目標に合わせ、それぞれの学びをそれぞれのペースで、個別に、時にはみんなで協力して学ぶ」という方針に切り替え、あらゆる場面において、ICTを活用した学びを提供していきます。

具体的な学習の内容

  • ドリル型ICT教材、動画の活用により、自分の学習状況や進度に合った問題に取り組む

  • アンケートや学校からの配布物をデジタルで受け取り、オンラインで回答・提出する。

  • 一人一人の考えを同時に一画面に映し出してみんなで共有する。協働編集で、リアルタイムで考えを共有しながら、グループで資料を作成する。

  • インターネットでの情報収集や、写真・動画による記録を行い、デジタルによる資料・作品制作を行う。

  • 病気や入院等、様々な事情によって通学が困難な場合であっても、学習に参加する機会や交流する機会を持つ。

  • 音声入力機能や翻訳ソフトを使って、感想文を作成したり、英語のスピーキングを行ったりする。

家庭でもPCの利用ができるようモバイルルーターの貸し出しも

加賀市では、児童生徒1人1台PC端末を整備したことにより、家庭でのPCを活用した学習ができるように、モバイルルーターの貸し出しを実施しています。また、就学援助を受けている世帯に対しては、通信費も支援しています。

児童生徒がPC端末を持ち帰り、家庭においてPCを活用した学習を実施しています。PCは鉛筆・シャープペンやノートと同じように「文房具」として、日常的に活用しています