山代・山中・片山津の3つの温泉を有する加賀温泉郷(片山津温泉)

更新日:2021年07月27日

片山津温泉

片山津温泉は明治初期に開業しました。温泉の発見は江戸時代初期ですが、源泉が柴山潟の湖底にあるため、温泉開発には多くの労力と時間を要しました。困難を乗り越えて2軒の宿が開業したときには、人々を無料でもてなし、村をあげて喜びに浸ったと言われています。

そんな歴史を偲び、柴山潟には、温泉伝説の弁天様と竜神様の祀られた「浮御堂」が建立されました。また、柴山潟には屋形船が就航し、日本最大級の巨大噴水や8月に開催される納涼花火大会を船上から鑑賞することができます。

温泉街には美術館のようなガラス張りの「片山津温泉総湯」、雪の結晶をイメージして建てられた「中谷宇吉郎雪の科学館」などユニークな建築物があります。