加賀海岸地域が重要文化的景観に選定されました。
加賀海岸の海岸林を中心とする地域が「重要文化的景観」に選定されました。
塩屋町、大聖寺下福田町、大聖寺上木町、大聖寺瀬越町、片野町、三木町、永井町、吉崎町に広がる地域(「加賀海岸地域」)は、砂や風から人々の生活を守るための植林が江戸時代から昭和にかけて行われた結果、海浜植物の生息する海浜、クロマツを主とする海岸林、海岸林の麓にある集落、集落から大聖寺川にかけて広がる水田が帯状に連なっています。
この海岸林を中心とする景観が、令和3年3月26日に「加賀海岸地域の海岸砂防林及び集落の文化的景観」として、国の重要文化的景観に選定されました。重要文化的景観は景観を文化財として保護するものであり、全国に69件、石川県には加賀海岸地域を含め3件あります(令和3年3月26日現在)。
加賀海岸地域の景観を後世に残すため、加賀市では視点場の整備や案内板の設置、歴史的に重要な建物の修理修景、公開講座やシンポジウムの開催を計画しております。
加賀海岸地域上空写真
加賀海岸地域の範囲
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更新日:2022年08月16日