こころの健康づくり

更新日:2023年08月01日

お元気ですか?あなたのこころ

うつ病とは「気の持ちよう」や「弱さ」からではなく、様々なストレスにより脳のエネルギーが不足して、脳の働きが上手くいかなくなるためと考えられています。「まさか自分がうつ病なんて」などと思わず、自分でできるうつチェックをしてみましょう。また、うつ病は治療により改善します。適切な治療を受けて、こころと体をゆっくり休めましょう。

うつ自己チェック

  1. 毎日の生活に充実感がない。
  2. これまで楽しんでやれていたことが、楽しめなくなった。
  3. 以前は楽にできたことが、今ではおっくうに感じられる。
  4. 自分が役に立つ人間だと思えない。
  5. わけもなく疲れたような感じがする。

⇒2項目以上が2週間以上続いている場合は、相談窓口や精神科、心療内科等にご相談ください。
(厚生労働省「うつ対策推進方策マニュアル」より)

親しい方のことで気になることはありませんか

身近な人が、最近なんだか様子が変わって心配というあなた…

悩みを抱えたとき身近に相談できる存在がいること、孤立・孤独を防ぐことは自殺予防のためにも重要になります。

うつ病のサイン(周囲が気づく変化)

  1. 以前と比べて表情が暗く、元気がない。
  2. 体調不良の訴え(身体の痛みや倦怠感)が多くなる。
  3. 仕事や家事の能率が低下、ミスが増える。
  4. 周囲との交流を避けるようになる。
  5. 遅刻、早退、欠勤(欠席)が増加する。
  6. 趣味やスポーツ外出をしなくなる。
  7. 飲酒量が増える。

大切な命を守るために、私たちにできることがあります…ゲートキーパーとは

ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づいて、声をかけ、話を聴いて、必要な支援に繋げることができる人です。

私たち、一人ひとりがゲートキーパーとしての意識を持ち、それぞれの立場でできることをしましょう。

必要な支援対応表
行動 対応のポイント
気づき 家族や仲間の変化に気づいたら「元気がなさそうだから心配していたんだけど」「どうしたの、なんか辛そうだけど」「何か悩んでいるの。良かったら話してみて」と声をかけてみましょう。
傾聴 大切なことは話を聴くこと。相手の言葉や気持ちを否定せず、悩みやつらさを受け止めましょう。心配している事を伝えましょう。
「大変でしたね」「よくやってこれましたね」というように、ねぎらいの気持ちを言葉で伝えましょう。
つなぎ 悩みに応じた専門機関を紹介するなど専門家につなぐことが大切です。具体的な解決方法が見つかるかもしれません。
こころの健康相談窓口一覧はこちら
見守り すぐに悩みが解決するわけではありません。悩んでいる人が元気を取り戻すには時間がかかります。
温かく寄り添いながら、じっくりと見守っていきましょう。

ゲートキーパー講座

加賀市では、自殺対策関係機関や事業所、各種団体向けにゲートキーパー講座を開催しています。

ゲートキーパーになるために、特別な資格はいりません。
身近な人のこころといのちを支えるためにゲートキーパーについて学んでみませんか?

・自殺対策関係機関の方はこちらから(従事者向けゲートキーパー講座)
・事業所、各種団体の方はこちらから(かもまる講座)

この記事に関するお問い合わせ先

健康課健康増進グループ

電話番号:0761-72-7865 ファクス番号:0761-72-5626

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