世界初!トモエガモの渡りルートを解明しました。

更新日:2021年01月27日

加賀市と公益財団法人日本野鳥の会は、2012年1月より、トモエガモの渡りルート調査に着手し、世界で初めて、そのルートを解明しました。
絶滅危惧種トモエガモは、分布が極東アジアのごく狭い範囲に限られ、日本国内の分布域も狭いことから、これまで渡りのルートや繁殖地はわかっていませんでした。

トモエガモの国内最大の越冬地・片野鴨池で捕獲した個体に衛星用発信機を装着し追跡することで、同種が中国とロシアの国境、アムール川流域を経由し、北極圏に到達するまでのルートを解明しました!

今後、渡りの中継国(ロシア・中国・韓国)と連携し、国際協力による保護活動の実現が期待されます。

詳細は、公益財団法人日本野鳥の会のホームページをご覧下さい。

トモエガモの背中に四角くアンテナが伸びている発信機が付いている写真

発信機をつけたトモエガモ

中国、ロシアを通り北極圏に到達するルートが示された地図

渡りルート 地図

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