平成20年度9月補正予算について

更新日:2020年10月15日

今回の補正では、最近の社会情勢への対応として、四川大地震や岩手・宮城内陸地震の発生を踏まえ、小中学校や消防庁舎の耐震診断及び耐震設計費を計上しています。

また、原油などの価格高騰に対し、生活面では低所得の高齢者世帯などへの燃料購入費の助成、産業面では制度融資を利用した場合の利子補給制度や、漁業共済掛金助成の拡充を行うこととし、それぞれ所要額を計上しています。

文化庁から事業採択を受けた「文化財総合的把握モデル事業」として、今年度から3か年で、市内の有形・無形の文化財を調査・把握し、その歴史的環境を保全する計画作りに取り組みます。今年度は、主に調査・測量の実施に係る経費を計上しています。

環境省の採択を受け、「かがイヌワシ等の森再生事業」として、大日山系を中心としたイヌワシが生息できる森づくりのための経費を計上しています。

米軍再編交付金の活用事業では、教育振興用パソコンの整備、中央公園において、サッカー競技に対応できる多目的広場の整備に向けた測量調査などを行うため、所要額を計上しています。

このほか、主なものとして一般会計では、以下の費用などを計上しています。

  • 10月からの可燃ごみ処理の有料化に伴う、市の施設から出されるごみの収集委託費
  • 県道の整備に伴う、南加賀公設市場加賀分荷場の改修費
  • リサイクルプラザの運転管理を全面委託するための委託費
  • 企業立地を支援するための、工場団地の通信基盤の整備費と立地企業に対する助成費
  • 山中温泉宮の杜の、お宮川砂防事業跡地における(仮称)宮の杜ふれあい広場整備事業費

国民健康保険特別会計では、平成19年度の高齢者医療制度 円滑導入事業費の確定によります精算に伴い、国庫支出金の返還金を補正しています。

介護保険特別会計では、平成19年度介護給付費などの確定によります精算に伴い、国・県及び支払基金への返還金を補正しています。

下水道事業特別会計では、補助対象範囲の拡大による国庫支出金の増額と、起債の算定方法の変更による一般会計繰入金の減額、及びこれらに伴い、市債の減額補正をしいます。

病院事業会計では、今年度から、病院事業債の一部について、一般会計からの出資金を受け、より有利な起債である過疎対策事業債を活用できるようになったため、企業債の減額及び一般会計出資金の増額補正をしています。

この結果、9月補正予算は一般会計で5億960万円の増額、特別会計で2千260万円の増額、市全体で5億3千220万円の増額補正となっています。

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