平成21年度6月補正予算について

更新日:2020年10月15日

今回の補正は、先日成立しました国の補正予算の動向を見ながらの予算編成となりました。国の補正予算は、昨年度の「生活対策」に続き、4月に決定された「経済危機対策」を実施するための補正です。内容としては、雇用対策や長寿・子育てなどを柱として構成されており、地方公共団体への支援として新たな交付金が創設されるなど、市としても取り組むべき施策が盛り込まれています。

加賀市の6月補正予算では、現時点で必要な経費を予算計上し、国の補正予算が本格的な実施段階に入る7月頃には、経済対策のための補正予算を編成し、国と歩調を合わせた経済対策の実施に向けて取り組んでいく予定です。

6月補正予算の主な内容

  • 一般会計では、安全・安心なまちづくりの推進に向けて、本庁舎及び4つの小中学校の耐震設計費を計上しています。小中学校については、国の補正予算において、学校の耐震化事業が大幅に追加されることを踏まえて予算計上するものです。
  • 保育園の休園に伴い軽減される経費を活用し、保育料の減額を実施することとしています。減額の幅は世帯の所得に応じて月額100円から700円を減額することとし、7月分の保育料から実施する予定です。

そのほか、

  • 防衛省の補助を活用した、市民会館の空調・内装改修費、及び中央公園における多目的広場の整備費
  • 山中地区まちづくり交付金事業として、菊の湯周辺の広場、街路の整備費
  • 地域介護・福祉空間整備事業として、高齢者が住みなれた地域で介護サービスを受けるための小規模多機能型居宅介護事業所や小規模な福祉施設のスプリンクラー整備助成費
  • 将来的に、多額の経費を必要とする環境美化センターの施設整備に備えるための基金の積立金
  • 全線開通した東海北陸自動車道と白山スーパー林道を利用する親誘客ルートの定着化に対する支援費

などを計上し、一般会計では3億2,660万円の増額補正となっています。

  • 国民健康保険特別会計及び介護保険特別会計では、高額医療・高額介護合算制度(注釈)の実施に伴い、保険給付費を国民健康保険特別会計で290万円、介護保険特別会計で130万円の増額補正をしています。
    (注釈 年間の医療費と介護サービス費を合算した金額が一定限度額を超えると戻ってくる制度です。平成21年8月から手続きを開始します。)
  • 病院事業会計では、市民病院の医療器械の整備などについて追加計上しており、787万5千円を増額補正しています。

全会計の補正予算総額は3億3,867万5千円となり、補正後の予算総額は574億3,971万円となります。

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