平成26年度6月補正について

更新日:2020年10月15日

平成26年度6月補正予算について

今回の補正は、統合新病院の開院後における、現病院施設の活用検討費や、山中温泉鶴仙渓の名勝指定に向けた事業費を始め、国や県などからの追加補助採択に伴うものを主な内容としています。

予算規模について

6月補正予算は、一般会計で8,380万円を増額、また、今回補正する介護保険特別会計・水道事業会計を合わせた全会計では、補正総額1億4,000万円の増額です。

一般会計の歳出について

主要事業

  • 統合新病院建設計画検証委員会からの答申を踏まえ、現在、検討作業を進めている現病院施設の活用などについて、更に踏み込んだ検証を行うための事業費を追加計上しています。
  • 山中温泉鶴仙渓について、文化、観光素材としての付加価値を高めることを目的に、国の名勝「おくのほそ道の風景地」への追加指定に向けた測量調査費を追加計上しています。
  • 子育て世代の負担軽減策として、平成26年7月からの保育園保育料の引き下げに併せ、私立幼稚園の保育料についても、引き下げを行うための助成費用を追加計上しています。

その他の主な補正

総務費
  • 平成28年1月から利用が開始される社会保障・税番号制度、「マイナンバー制度」に対応するための電算システムの改修費を追加計上しています。
  • 塩屋町まちづくり推進協議会と山中青年団へのコミュニティ助成費を追加計上しています。
民生費
  • 河南町にある新生保育園の施設整備に係る助成費を追加計上しています。
衛生費
  • 国庫補助の採択を受け、里山地域の活性化を図るため、里山に自生する薬用植物について、栽培から加工、出荷までの作業を事業化し、生業としての促進を図る事業費を追加計上しています。
  • ラムサール条約追加登録に向け、柴山潟周辺を始めとした市内の農業者に「ふゆみずたんぼ」の普及定着を図る事業費について、追加計上しています。
農林水産業費
  • 国庫補助の増額を受け、担い手農家に対する農業機械の購入助成費を増額しています。
  • 農業者団体などが、農地の維持や農村環境の向上を図る活動に対する支援費を増額しています。
商工費
  • 「加賀地域連携推進会議」における観光プロモーション事業の負担金を追加計上しています。
土木費
  • 今年度、完成を予定している「南加賀道路 市道B第14号線」の労務単価等が上昇したことに伴う工事費を増額しています。
消防費
  • 昨年度、自主防災組織が結成された「橋立地区まちづくり推進協議会」に対する防災資機材の整備助成費を追加計上しています。
教育費
  • 「加賀体育館の耐震補強・改修」、「錦城中学校普通教室等の冷房化」及び「旧曽良家住宅主屋の改修」について、労務単価等が上昇したことに伴う工事費を増額しています。
諸支出金
  • 九谷焼の振興のため、市内の事業者からの寄附金を活用し、九谷焼技能後継者育成基金への積立金を追加計上しています。

債務負担行為

  • 社会保障・税番号制度のシステム改修の工期が、平成27年度まで必要であることから、所要額を追加しています。

一般会計の歳入について

国、県支出金、寄附金、繰越金及び諸収入を増額し、市債を減額しています。

特別会計及び企業会計補正予算の主な内容

介護保険特別会計

  • ボランティア活動を通じて、高齢者の社会参加を促し、介護予防につなげる制度の構築に要する経費を追加計上しています。

水道事業会計

  • 国が行う国道8号加賀拡幅工事の一部前倒しに伴い、加茂町、西島町地内において行う水道管の工事について、前倒しで実施する経費を増額しています。

備考

詳細な内容につきましては、関連ファイルをご覧ください。

関連ファイル

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